7/24/2016

キカイ

 いくらハーレーでも所詮は機械でしょ!!と、むか~~し言われたことがありますが、たしかにそのとうりだと思います。

 元町の仙人にジャンプしながらこれを言われたときは言い返せませんでしたが、あれから20年ほど経って、整備士としての経験も積んだ今こそ  いくら古い車両であっても機械ですから治らないものはありません!!  と言えていないといけないのですが、まさに生き物だと思わずにいられないってことは成長してないんでしょうかね・・・

 そりゃ無機質の集合体なので機械なんですが、大気を取り込んで混合気にして燃焼させて・・・の時点で自然を相手にしているわけで、日進月歩で技術者さんたちがそういった不安定な要素を払拭し続けている現行車でも完ぺきではないので、私が相手にしている年代のオートバイなんて生き物としか言えません。

 だからこそ楽しくて仕方がないのですから20年前から成長どころか悪化してますね、完全に・・
 なんて話を先日同業の先輩とする機会があって嬉しくなってしまい、ついつい書いてしまいました。

 わかる人にだけ分かってもらえれば・・ってことで相変わらずケータイ写真で作業報告を少しだけ。

  64XLCHはパーツの手配中なのでお休み。
 69FLHのオイルポンプが送られてきたのでこちらを。
 分解・点検・洗浄したらクランクケースを加工します。 69なので油圧タペットを保護するための加工と、プライマリーチェーンオイラーをノンアジャストにするための加工をします。
最後に規定トルクで組み付けてドライブギヤがどこにも引っかかりなく、指でクルクルになれば合格です。






                       お疲れさまでした。

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