1/28/2016

ドナドナ

 とりたてて愛着があったわけでもなく、一年くらいしか手元になかった物なんですが、付き合った一年をかけて「痘痕も靨」的になってきたトコロでのお別れだったのでチョット寂しかったりも・・・

 でも引き取っていただいお方からドーナツやらお菓子やらたくさんいただいたうえに、気に入ってもらえたというご連絡ももらえたので良かったと切り替えられます。

 短い間だったけどありがとね~~  新しいツンデレのご主人にたまにはかわいがってもらってね~~っと。

 では作業報告を。

  38W続きです。

 F・Rともライニングを貼り換えに出す前に、カムの当たり面を肉盛り・修正。
ライニング屋さんへ発送したらブレーキ分解・チェックです。
  リヤのアンカー部にクラック発見です。
 このクラックでブレーキが効かないとか、分かりやすい不具合などは出ないのですが、分解時に発見したら必ず修理しなくてはイケマセン!!
  ↑を溶接修理するのでアースを取るために塗装を剥いでいたら何か変。
 ブレーキカム部もクラックで、このスリーブ自体もカタカタ・・・
 ここも修理しておきました。
  ここでオーダーしておいたミッションパーツがサスガのクイックかげんで届いたのでミッションに移ります。
  新品のクラッチギヤはクラッチハブが入るスプライン、ハブナット部のねじ山、他にも修正箇所がたくさんなのでこの時点で全て対処しておきます。
  そのNEWギヤに合わせてレースをラッピング。
  で、ブッシュを追加工+仕上げ。
  悪い箇所をいろんな角度から目を凝らして発見し、組み上がってしまっては分かりにくいので修理しながらお伝えするブログなので、どうしてもオーナーさまがヘコんでしまう内容になりがちなので、あんまり言わないですが良いところも。

 このミッションケース、おそらくNOSですね、今ではほぼ絶滅してしまいましたが、この車両が組まれたであろう10数年前は「サラファンさん」にくださいなとFAXするだけで数百ドルでNOSが買えたんですよ、今となっては夢のようです。
  ほらね、どう見ても極上のミッションケースです。
  いくら極上のケースでも、しっかり計測・調整するのは同じです。
  サイドドアを閉める前に、ガスケットの穴あけや、スタット修正・交換などなど全て済ませてからです。
  シフターフォークもチェック・修正。
  ハイ、完成~~~~
明日からまた冷え込むとか、もしかしたら雪も!?なんて予報が出ているので、慣らしも大詰めの66FLHで走り込みに出発です。

 このまま日が沈んで寒くなるまで帰って来ないと宣言して行って来ま~~す!!!


 もちろん帰って来たら38Wさんの続きをやりますよ。



                             お疲れさまでした。

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