12/01/2013

ラスト

 お約束の書き出しで恐縮ですが、今日から12月になってしまいましたね~~
 どうあがいてもあとひと月で2013年もおしまいです。 少しでも心残りのないようにラストスパートしていかなくては!!

 そんな中、今日はパシフィコでHot-Rod-Showがあったんですね。 もちろん私は作業場でお仕事してましたがHIDEくんは行くと言っていたので明日どんなだったか聞いてみま~す。

 では入り口に鍵をかけて一人集中で作業していきます。

  現在試乗中の69FLH、タペットが怪しいのでチェックしてみたらユルユルでした。 調整して、届いた新しいナンバーを付けて今夜からまた乗って納車に備えます。
続いてOH依頼で送られてきたデスビーをオーバーホールしておきます。
  続いてカスタム依頼で作業中の80スタージス、現在こんな感じです。
  あまり評価されませんが、ペグまわりは私なりのこだわりがある箇所なのでしっかり作り込みます。

 レフトサイド
  ライトサイド。
  今回のメニューには入っていないEXが邪魔をしてマスターシリンダーがうまいこと付かないので加工してみたり。

 あとはHIDEくんにバトンタッチです。
 
45ULを進めたいのですが、ピストンが未だ入手できず・・・配線など出来る事は終わっているのでチョット置いておいて・・
  46FLを分解していきます。
 出来れば腰下は割らずにというリクエストですが、どうでしょうか???
  腰上をバラして、気になる腰下を。
 ムムム・・サーキットギヤが削られています。 という事はギヤと干渉してしまう程のカムが入っているという事・・カムカバーを開けて見ていきましょう。
  ありゃりゃ・・アイドラーギヤ・シャフトがボロッと取れちゃいました。
  ブリーザーバルブのスクリーンが外されています。
 レーサーなどであればメリット有りですが、ストリート仕様でロングライフを狙う場合はデメリットの方が多いのでお勧めできません。
  クランクケース側のタイミング穴も拡大されています。 これもきちんと合っているか確認します。
 ブリーザーの穴に深い傷が入ってしまっているのでコリャ腰下も割らないとダメかも・・・
  おお!良く見たら初期Duoのピニオンが。
 やっぱり全部分解してみないとマズそうです。

 カムカバーのスクリューが異常なトルクで締められていると思ったら・・
  そりゃあ、いくら締めてもオイル漏れは止まらないっすよ状態だったり、ハイボリュームポンプギヤがついているものの、逆に組まれていたりで、あまり信用できません。

 オーナーさまへ腰下作業の確認をして、分解に備えて洗浄・油切りしておきます。
  その間にシリンダー・ピストン計測します。
  計測。
  続いてヘッドを。
  各部色々加工してあります。
 ですが、このシャフトは交換します。
  そうそう、気になるカムの正体を。
 スゲ~リフト量! と思いがちですが、まだナックルはロッカー比でカムリフトを抑えつつ、バルブリフトを稼ぐといった考え方ではなかったので、カムリフトの派手さ程、激しい性格のカムには繋がらないのですが、それでもタペットへの負担などを考えると私はノーマルカムを選択します。
  バルブとバルブガイドもガッタガタです。
  大まかにチェックしながら分解できました。
 HIDEくん、明日から洗浄頑張ってね~~
油切りが終わった腰下も分解して本日の作業はオシマイです。

 このエンジンは、何とかって言う学校で組まれたエンジンだそうで、う~~む・・といった感じです。 別に批判する気はないですけどね。





                          お疲れ様でした。

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