12/13/2011

SHOVELクランク

仲間が落ち込んでいるというのは辛いもんです・・・
 我が子が病気で苦しそうなときに「出来ることならかわってやりたい」と思う気持ちと似たような感じです。  それは絶対に不可能なだけによけい辛かったりします・・・手助けくらいしか出来ないですが一日も早く復活してほしいです。

 切り替えて作業していきます。

 ライトレースラッピング・カムカバー内作業などは 昨日に終わらせてあるのでコンロッドビックエンドのサイドスラスト合わせをしてフライホイールワッシャーを打ち換えて。
 お持ち込みのNOSコンロッド、ビックエンドへ追加工して、NOSクランクピン+ベアリングとのクリアランス及び真円をチェックして、必要であれば調整しておきます。
 ピストンピンブッシングのチェックもしておきます。
 加工が全て終わったら公式へ当てはめてクランクバランシングをしていきます。
 計測計測・・・
 ひたすら計測・・・
 公式へ当てはめて計算してダミーウエイトを算出します。
 360°どこでも静止するようにバランス取りします。
 クランク組み立て前にレフトサイドテーパーベアリングのディスタンス合わせをしておきます。
 そうしたらクランク組み立て・芯出しです。
 タイミングホールなど修理し終わったケースへ組み込みます。 ここで綺麗になったオイルポンプをよ~く見たらわずかにクラックが・・・ どうしても純正ポンプを組みたいのでここで一旦お休みです、ガッカリ・・・
 やれる事を進めておきましょう。
 タペットをチェックしておきます。
 ガイドとのクリアランスは規定内でした。
 ハイドロユニットは4個とも問題無しだったのでローラーを打ち換えておきましょう。

 今日中に腰下完成させるつもりだったので残念ですが仕方ないですね、本日の作業はこの辺で。




                            お疲れ様でした。