1/30/2011

酋長発見

 今年のお正月休み、日課となっていた午前中に子供達と近所の恐竜公園で遊んでいた時の事。  まだ午前中、しかも元旦なのにどこからかV-TWINのエンジン音が。 翌日の午前中も同じ音が・・・しかも10分以上アイドリングさせて時折空吹かししていて、よく近所から苦情が来ないなぁ~なんて思っていました。 先日の休日もいつもの恐竜公園で遊んでいるとまたまたバリバリと空吹かしの音が・・・イライラではなく、気になったので音のする方へ歩いていくとガレージがあり、なんと音の主はインディアンチーフでした!!

 私の家から歩いて行けるところにまさかチーフに乗ってる人がいるなんて驚きでした。 話しかけようとしたのですが、 オーナーさまのあまりの「どや顔」に押され、何も言わずにその場を立ち去ったのでした・・  噂ではこの方とは別に歩いて行ける所にナックル乗りの方もおられるそうで、やっぱり日本は凄いんだなぁ~としみじみ感じてしまいました。

 今日も作業作業です。

 このアーリーショベル、今日中に組み上げると目標を立てたので誰とも喋らず集中なのです。

 各ブッシングラインリーマー、オイルオリフィス追加工、などなど全て終わらせて最終洗浄も済んだのであとは組み立てあるのみ。
 まずはクランクを組み立てていきましょう。
 前もって調整してありますが念のため、最終トルクにて締め付け後に理想のクリアランスとなっているか確認しておきます。
 続いて芯出ししていきます。
 いよいよケース組み込みの前にパーツクリーナーでしっかり洗った後に人肌+α程度に暖めておきます。
 一緒に送られてきたオイルポンプ、キズが酷いのとシャフトが動いてしまっているので交換します。  吹かして回転数を上げてもオイルプレッシャーランプがうっすら点いてしまう車両は大概ここが怪しいです。
 S&Sは見た目があまりにも・・・という事でレブテックを使います。 もちろんそのまま使うわけもなく、バラして内部チェック+シール・スプリング交換などしてから組み付けしましょう。
 ついでにハイボリュームギヤへ交換しておきます。 これでオイルポンプの仕事量が20%増し!!だそうです。

 ナックルヘッドには、やってはイケマセン
 最終的に指一本で負荷なくクルクルと回るように芯出しをして組み付けしましょう。
 ここでマフラー製作させていただいたショベルのお客さまが車両を取りに来てくれました。

 この前にWGのお客さまも車両を取りに来てくれたのですが写真忘れました、ゴメンナサイ
 その後SONNYくんも車両を取りに。 その後も福井やら千葉などからも来客ありで、車両製作のお客さまとの打ち合わせもあったりで・・・
 ドタバタでしたが腰下完成です!! 一息ついてしっかり梱包して明日、依頼主さまへ発送します。
 帰るには少し早いので、65FLに付いていたS&SーEキャブをバラしていきましょう。

 きちゃないですな~  あと、何度も言ってますが、ここには液体パッキン必要ないです!! O-リングを換えましょう。
 毎度毎度の全バラとなりました(手強そうですね)

 それにしても今日は寒いです。  あまりの寒さに車で帰りたいところですが41G、1日でも早くお渡しできるよう距離を稼ぎます。 でも寒いなぁ~

 来週からも頑張ります!!


                              お疲れ様でした。

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