7/30/2010

行けるのかな・・

 今年も来ましたね、フジロック・・・

 行ける人たちは、今頃準備なのかなぁ~~  いいな~~~~

 どう考えても私は今年どころか、いつまでたっても行けそうにありません。  こうなったら来年からは、お店のキャンプツーリングにかこつけて無理やり企画してしまおうか・・なんて結構本気で考えてしまいます。

 久し振りの雨で過ごしやすいので作業していきます。

 今日はBASARAユウジ号をやっていきます。

 この人、つくずくバイク運がないのです。  運というよりも・・それは置いておいて修理しましょう。





 今回はマグネトーまわりのトラブルと








 トランスミッションの修理他色々です。








 早速マグを外してコンディションを確認していきます。

 






 壊れている所は分かったのですが原因がいまいちはっきりしません。  念のためタペットガイドも外してギヤカバー内部のチェックをしておきます。






 幸いギヤカバー内は異常がなかったのでベースシャフト部の修理+対策追加工をしておきます。







 ここでコンプリート製作のSHOVELのボーリング他が仕上がってきてしまったのでこちらに変更です。

 やっぱりユウジくん、あなたはついてないです。





 いつものお決まり各部チェックしていきます。

 まずはピストンメーカー指定の箇所でピストン径を計測して。






 それを元にシリンダーを測って狙ったクリアランスになっているか計測します。







 続いて全てのピストンリング、それぞれの溝に入れて、リングの曲がり、クリアランスの点検をして。







 そうしたらシリンダーに入れてギャップの計測をして必要であれば修正しておきます。







 終わったらトルクプレートを外してシリンダーのハイトを計測して。







 指している箇所のチェックも必ずしておきます。








 やっと組み立て前のチェックが終わったので徹底洗浄しておきます。 パーツクリーナーでジャブジャブなんて丸々1本使っても落ちません。  そんな手抜きをせず、手を掛けてしっかりと洗浄します。





 ここでリングの面取りもしておいて油切りしておきます。








 その間にヘッドを作業していきます。








 まずは突き出し値の計測、続いてセット長、スプリング圧、です。







全て済んだらバルブを擦り合わせしていきます。








 そうしたらガイド穴をフレックスホーンにて仕上げてヘッドまわりも徹底洗浄しましょう。







 ヘッドの油切りの間にシリンダーを組んでいきます。

 ピストンを指でなぞって最終チェックします。 人間の指は1/100mmくらいの違和感なら分かるんです、あなどれません。





 ここで初めてパーツクリーナーを使ってウエスでゴシゴシこすって。







 ねずみ色の汚れがウエスに付かなくなればOKです。 組み立てしていきます。







 ハイ、組み立て完了です。

 LATEのロングスタットモデルはヘッドボルト2本入れておくのを忘れずに。





 そうしたらヘッドも組み立てしていきましょう。








 ヘッドをのせる前に正確な上死点+フロント点火タイミングを出しておきます。







 すっかり遅くなりましたが何とか完成しました~

 この後数回に分けて増し締めしてからプッシュロッドを組み付けます。





 今日はオジサン頑張ったので自分のバイクをやらせていただきます。







 慣れたものであっという間にエンジン下りました~

 もうこの仕様、スタイルもおしまいと思うと少し寂しいかな・・






 作業台に持ってきてヘッドを降ろしたトコロで本日の作業は終了です。  思ったよりも内部のコンディションは良い感じで良かったよかった。


 今日はやりすぎてフラフラなので気を付けて帰ります。





                           お疲れ様でした。

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